トレント・タッカー・ルール

バスケットで、ボールをもらってからシュートを
打つのに必要な時間ってどれぐらいなのか知ってますか?

いろいろ実験をした結果、最終的に出たのが「0.3秒」なんです。

原因となったのが、
1990年、ブルズvsニックス(@マディソン・スクエア・ガーデン)にて。

4Qにブルズのスコッティ・ピペンがファールをし、
0.1秒で時間が止まりました。この時点、106vs106の同点。

ニックスボールのスローインでプレーが始まるのですが、
この時、ボールを受け取ったのが、トレント・タッカー選手。
実際、見事なブザービーターを決めるんですね。

ただ、このシーン「0.1秒」の割にはちょっと長いんですよね。
ブルズ側からもクレームの声が出る訳です。

そこで、0.3秒未満のインバウンズされたボールは
ダンクかタップの場合のみカウントされるという
「トレント・タッカー・ルール」が実施されるようになったんですね。

「ハック・ア・シャック」じゃないですが、
プレーやルールに名前が残るのは凄い事かなと。


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