ファッションブランドによるEC化率の差について



ここ数日、資料作成がメインになってます。
ネタがないかと情報収集していたところ、面白い記事を発見。

EC化率10%っていろんなところで叫ばれているけども、実際のところKPIとして成立しているのだろうか(infashion)

■EC化率って何?

EC化率とは、簡単にいうとその市場の中でインターネット通販の占める割合です。
ざっくりですが、日本は2%ちょいってところ。アメリカで4%。ヨーロッパが10%を超えるところがぞろぞろあります。

日本でも、宿泊・旅行・飲食といったジャンルではEC化率が4%を超えますが、
ファッション系では1%以下というデータもあります。ZOZOTOWN頑張れー!!!

■ファッション業界のEC化率が面白い



こちらは記事内で紹介されていたデータで、
EC化率が低いファッション業界のものになります。
ブランドによっては、10%を超えるところもあります。

ただ、何度も「EC化率」というキーワードを取り上げるため、
「EC化率が高いからいいの?」というと、そうではありません。

ECの売上が、トータルに上積みされているのであればいいのですが、
全てのブランドでそういう風になっている訳ではありません。

・「住んでいる地域に店舗がない」
・「お店の雰囲気が入りずらい」

と言った理由でEC化率が変わってくる事もあります。

それに、リアル店舗が多い場合は、確実にEC化率は下がります。

ユニクロとユナイテッド・アローズの店舗数を比べてた場合、ユニクロは国内だけで約850店舗、ユナイテッド・アローズは、グループを合わせても約150店舗(ユナイテッド・アローズのみだと約50店舗)ほど。明らかですね。

靴下を買いに行くなら、スッとユニクロに入っちゃいますw
それに、近場にあるのに、わざわざ送料を払ってまで買う人は少ないです。

■ECサイトはどう工夫する?

同じブランド内でパイの奪いをしても
ECサイトの顧客が新規の顧客として入ってくれるようなメリットが必要だと思います。

市場の業種やブランド力に寄って、数値が明らかに変わっているのが面白いですね。
面白い市場に目をつけれるかもしれません。

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